余勇(読み)よゆう

精選版 日本国語大辞典 「余勇」の意味・読み・例文・類語

よ‐ゆう【余勇】

〘名〙 ありあまっている勇気。あふれる勇気。
※授業編(1783)五「客気に乗じて人の余勇(ヨイウ)を買」 〔春秋左伝‐成公二年〕

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普及版 字通 「余勇」の読み・字形・画数・意味

【余勇】よゆう

余分の勇気。〔左伝、成二年〕齊の高固、晉の師に入り、石を(さ)きて以て人に投じ、之れを禽(とりこ)にして、之れを車に乘せ、~以て齊の壘に徇(とな)へて曰く、を欲するは、余が餘を賈(か)へと。

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