余暇産業(読み)よかさんぎょう(その他表記)leisure industry

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「余暇産業」の意味・わかりやすい解説

余暇産業
よかさんぎょう
leisure industry

レジャー産業ともいう。余暇を楽しむための施設,手段,用具を,提供または生産する産業。その範囲はきわめて広く,流動的で,内容も複雑である。一般的には,(1) 興業 映画,演劇,音楽など,(2) スポーツ プロ野球,競馬,ゴルフなど,(3) レジャー用品 楽器,カメラ,スポーツ用具など,(4) 観光産業 旅行斡旋業,遊覧バスなど,(5) 飲食店 レストラン,喫茶店など,(6) 商業娯楽 パチンコなど,の6分類が行われているが,ほかに,趣味教養レジャーとして,ラジオ,テレビ,新聞,週刊誌,雑誌やお茶,お花,謡曲俳句囲碁将棋などもあげられる。所得水準の向上,余暇時間の増加,レジャーに対する価値観の変化,交通機関の高速化などにより,軽飛行機,ヨットなどの高価レジャーの拡大,ホテル,航空会社,レンタカー,旅行斡旋業の総合システム化など,余暇産業は幅広く成長している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む