余毒(読み)よどく

精選版 日本国語大辞典 「余毒」の意味・読み・例文・類語

よ‐どく【余毒】

〘名〙 後々まで残る害毒。また、後にまでおよぶわざわい。
談義本・教訓雑長持(1752)二「さる程に此余毒(ヨドク)世間に残て、近年薬種屋の、医者に倒さるる者おびたたしく」

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デジタル大辞泉 「余毒」の意味・読み・例文・類語

よ‐どく【余毒】

あとあとまで残る害毒。また、後々まで残る災い

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