日本歴史地名大系 「余目氏邸跡」の解説 余目氏邸跡あまるめしていあと 岩手県:水沢市水沢城下大手小路余目氏邸跡[現在地名]水沢市 表小路旧水沢城跡に建つ水沢市役所東側にある。余目氏は留守氏本流の血脈をひく家柄で一族の最有力者であるが、永禄一三年(一五七〇)伊達氏から留守氏へ入嗣を強行した政景によって、高森派の村岡右兵衛・大膳が滅び、余目伊勢守も改易された。伊勢守はのちに許されて留守氏一族の列に加えられ、孫の土佐は寛永年代(一六二四―四四)留守氏家老に返咲き、以来留守氏の重臣として大手(おおて)小路(現表小路)に住し、代々上席家老の任にあった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by