作用因(読み)サヨウイン

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「作用因」の意味・読み・例文・類語

さよう‐いん【作用因】

  1. 〘 名詞 〙 ( [ギリシア語] arkhē tēs kinēseōs の訳語 ) ギリシアの哲学者アリストテレスによる四原因の一つ。ある事柄や物に作用し、生成、変化運動をひきおこす力となるもの。たとえば建築における大工腕前。普通の意味での物理的原因にあたる。始動因動力因

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む