作畑遺跡(読み)さくはたいせき

日本歴史地名大系 「作畑遺跡」の解説

作畑遺跡
さくはたいせき

[現在地名]東金市油井

九十九里平野を望む下総台地の縁辺部に立地する。昭和五八年(一九八三)から翌年にかけて発掘調査が行われた。集落は古墳時代後期から平安時代に至るまで連綿と営まれていたようで、一三六軒の住居跡が確認された。古墳時代後期の集落は掌状に突き出した台地の先端部にあり、住居跡は入口にあたる台地基部を避けて三群に分れている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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