佳致(読み)かち

精選版 日本国語大辞典 「佳致」の意味・読み・例文・類語

か‐ち【佳致】

  1. 〘 名詞 〙 すばらしい趣。佳趣。よい風致
    1. [初出の実例]「平生聞山水之有佳致裳以幽討」(出典:懶室漫稿(1413頃)七・雲松斎説)
    2. [その他の文献]〔王羲之‐華直帖〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「佳致」の読み・字形・画数・意味

【佳致】かち

風致。すぐれた趣。〔世説新語文学〕殷(浩)~謝(尚)の爲に義を標榜し、數百語を作(な)す。に佳致り。ねて辭條豐(ほううつ)、甚だ以て心を動かし聽を(おどろ)かすに足れり。謝、を傾けて、覺えず汗面にはる。

字通「佳」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android