佳致(読み)かち

精選版 日本国語大辞典 「佳致」の意味・読み・例文・類語

か‐ち【佳致】

〘名〙 すばらしい趣。佳趣。よい風致
※懶室漫稿(1413頃)七・雲松斎説「平生聞山水之有佳致裳以幽討」 〔王羲之‐華直帖〕

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普及版 字通 「佳致」の読み・字形・画数・意味

【佳致】かち

風致。すぐれた趣。〔世説新語文学〕殷(浩)~謝(尚)の爲に義を標榜し、數百語を作(な)す。に佳致り。ねて辭條豐(ほううつ)、甚だ以て心を動かし聽を(おどろ)かすに足れり。謝、を傾けて、覺えず汗面にはる。

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