佳趣(読み)かしゅ

精選版 日本国語大辞典 「佳趣」の意味・読み・例文・類語

か‐しゅ【佳趣・嘉趣】

  1. 〘 名詞 〙 味わいのある様子。上品なおもむき。
    1. [初出の実例]「爰我相府感其形槩之霊奇、増以水樹之佳趣」(出典:江吏部集(1010‐11頃)上・夏日陪左相府書閣同賦水樹多佳趣応教)
    2. [その他の文献]〔張九齢‐題画山水障詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「佳趣」の読み・字形・画数・意味

【佳趣】かしゆ

よい趣。唐・張九齢山水を画ける障に題す〕詩 對(たいぐわん)、佳趣り 我が心をして渺綿(べうめん)たらしむ

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