使い払う(読み)つかいはらう

精選版 日本国語大辞典 「使い払う」の意味・読み・例文・類語

つかい‐はら・うつかひはらふ【使払・遣払】

  1. 〘 他動詞 ハ行四段活用 〙
  2. 代価として払う。支払う。
    1. [初出の実例]「一年に使払(ツカヒハラ)ふ金高は」(出典:開化問答(1874‐75)〈小川為治〉二)
  3. 自分利益のために利用する。口実にする。
    1. [初出の実例]「今日もまたお玉が池の先生をつかひ払ふ心なれば」(出典:洒落本・青楼女庭訓(1823)夏)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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