使い込み(読み)ツカイコミ

デジタル大辞泉 「使い込み」の意味・読み・例文・類語

つかい‐こみ〔つかひ‐〕【使い込み/遣い込み】

自分のものでない金銭私用に使うこと。横領。「公金の―がばれる」
長期間使用すること。また、酷使すること。「―の激しい中古のカメラ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「使い込み」の意味・読み・例文・類語

つかい‐こみつかひ‥【使込・遣込】

  1. 〘 名詞 〙
  2. つかいこむこと。自分のものでない金銭をかってに私用で使うこと。
    1. [初出の実例]「受取って遣ひ込みでもしたやうに、やかましく言はれますので」(出典:歌舞伎・月梅薫朧夜(花井お梅)(1888)序幕)
  3. 予定の金額以上に使うこと。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android