侍僧(読み)サブライソウ

精選版 日本国語大辞典 「侍僧」の意味・読み・例文・類語

さぶらい‐そうさぶらひ‥【侍僧】

  1. 〘 名詞 〙さぶらいほうし(侍法師)
    1. [初出の実例]「数輩の童形、出世者、坊官、侍僧(サブラヒソウ)に至るまで経政の袂にすがり」(出典:高野本平家(13C前)七)

じ‐そう【侍僧】

  1. 〘 名詞 〙 高僧身辺につき従っている僧侶
    1. [初出の実例]「侍僧ちなみに香炉を装し、燭をたて、師もしさきより椅子に坐せば、すなはち焼香すべし」(出典:正法眼蔵(1231‐53)陀羅尼)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android