侍大将(読み)サブライダイショウ

デジタル大辞泉 「侍大将」の意味・読み・例文・類語

さぶらい‐だいしょう〔さぶらひダイシヤウ〕【侍大将】

さむらいだいしょう

さむらい‐だいしょう〔さむらひダイシヤウ〕【侍大将】

戦闘時に、一軍を率いる侍。さぶらいだいしょう。

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精選版 日本国語大辞典 「侍大将」の意味・読み・例文・類語

さぶらい‐だいしょう さぶらひダイシャウ【侍大将】

〘名〙 一軍の将となって、これを統轄する侍。侍で一軍を率いる者。侍大将軍。さむらいだいしょう。
※中院本平家(13C前)七「さぶらひ大将には上総守忠清、子息太郎判官忠綱」

さむらい‐だいしょう さむらひダイシャウ【侍大将】

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改訂新版 世界大百科事典 「侍大将」の意味・わかりやすい解説

侍大将 (さむらいだいしょう)

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世界大百科事典(旧版)内の侍大将の言及

【軍奉行】より

…竹中重治が羽柴(豊臣)秀吉の軍奉行となったのはその例である。 軍奉行に類似の存在としては侍大将がある。これは平安末から江戸初期まで存在した武士の職名で,大将軍を補佐する部将を指す。…

【番頭】より

…この番頭は奉公衆の成立期である足利義教のときから,1番畠山,2番桃井,3番上野または畠山,4番畠山,5番大館の諸氏に一定し,これが番衆の譜代的な固定性と相まって家族的な信頼感情を育て,番ごとの連帯性を支えて後世の番衆制度の範となった。【福田 豊彦】 戦国・江戸時代には武家の職名あるいは格式の一つで,一般に侍組(騎兵)の頭(侍大将)をいう。足軽,同心,徒士(かち)などの組(歩兵)の頭(足軽大将)である物頭の上位,家老につぐ地位にあった。…

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