侮慢(読み)ブマン

デジタル大辞泉 「侮慢」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐まん【侮慢】

慢心して他を見下すこと。
「之をいやしめ、之を―し」〈報徳記・一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「侮慢」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐まん【侮慢】

  1. 〘 名詞 〙 他人をあなどり、みずからおごりたかぶること。人をばかにすること。
    1. [初出の実例]「あなとらいて侮慢の行迹をゑらうてさせらるるに依てよいぞ」(出典:古活字本毛詩抄(17C前)一七)
    2. 「平子和は、蘐園の社中にて度々春台を侮慢せしことあり」(出典:随筆・蘐園雑話(1751‐72頃))
    3. [その他の文献]〔書経‐大禹謨〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「侮慢」の読み・字形・画数・意味

【侮慢】ぶまん

あなどり、傲る。〔後漢書、文苑下、衡伝〕劉表~甚だ之れを禮す。言議、衡に非ざれば定まらず。~後復(ま)た表を慢し、表恥ぢて容(ゆる)すこと能はず。

字通「侮」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android