(読み)リョ

デジタル大辞泉 「侶」の意味・読み・例文・類語

りょ【侶】[漢字項目]

常用漢字] [音]リョ(漢) [訓]とも
いっしょに連れ立つ仲間。連れ。「住侶僧侶伴侶

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「侶」の読み・字形・画数・意味


常用漢字 9画

[字音] リョ
[字訓] とも・ともがら

[説文解字]

[字形] 形声
声符は呂(りよ)。呂は銅塊などの象で、同質・同量のものであるから、相並ぶもの、等しいものの意がある。〔説文新附〕八上に「徒侶なり」とあり、等輩・伴侶の人をいう。

[訓義]
1. とも、ともがら。
2. ともにする、ともとする。

[古辞書の訓]
名義抄〕侶 トモ・トモガラ

[語系]
侶・閭・(旅)liaは同声。里門を同じくするものを閭といい、氏族を同じくするものをという。は氏族旗を奉じて、一団となって行動するものをいう。

[熟語]
侶行侶儔侶伴
[下接語]
逸侶・嘉侶・鶴侶・宦侶・義侶・旧侶・群侶・結侶・行侶・詩侶・緇侶・釈侶・朱侶・勝侶・新侶・酔侶・征侶・僧侶・茶侶・儔侶・釣侶・徒侶・同侶・伴侶・遊侶・僚侶

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android