伴侶(読み)ハンリョ

デジタル大辞泉 「伴侶」の意味・読み・例文・類語

はん‐りょ【伴侶】

一緒に連れ立って行く者。つれ。なかま。また、配偶者。「人生伴侶を得る」「よき伴侶に恵まれる」
[補説]配偶者を伴侶ということについて。かつて男性優位の時代には「伴侶」は夫に従う妻を指したが、男女平等の現在では夫・妻どちらについても使う。
[類語]夫婦夫婦めおと・みょうと夫妻妹背いもせ連れ合い配偶者配偶匹偶ひつぐうカップル似た者夫婦蚤の夫婦ベターハーフパートナー

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精選版 日本国語大辞典 「伴侶」の意味・読み・例文・類語

はん‐りょ【伴侶】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ばんりょ」とも。「伴」「侶」ともに、なかまの意 ) 行動や考えをともにする人。なかま。つれ。とも。また、特に配偶者をさしていうこともある。
    1. [初出の実例]「もろもろのあしき者をまねき集て、おのが伴侶として」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)一五)
    2. [その他の文献]〔戴叔倫‐越渓村居〕

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普及版 字通 「伴侶」の読み・字形・画数・意味

【伴侶】はんりよ

つれ。唐・王維〔戯れに張五弟に贈る、三首、三〕詩 雲霞侶をし 白(虚心の室)、衣巾を侍す

字通「伴」の項目を見る

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