俄分限(読み)ニワカブンゲン

精選版 日本国語大辞典 「俄分限」の意味・読み・例文・類語

にわか‐ぶんげんにはか‥【俄分限】

  1. 〘 名詞 〙 にわかに大きな利益を得て、大金持になること。また、その人。俄大尽。俄長者。にわかぶげん。⇔次第分限
    1. [初出の実例]「其身一代にかせぎ出し、俄分限(ニワカブンゲン)となり」(出典浮世草子懐硯(1687)二)

にわか‐ぶげんにはか‥【俄分限】

  1. 〘 名詞 〙にわかぶんげん(俄分限)
    1. [初出の実例]「よきわきざしさしたる人は。にわかぶげんと、しりはんべる」(出典:評判記・寝物語(1656)一四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む