俗心(読み)ゾクシン

デジタル大辞泉 「俗心」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐しん【俗心】

世俗的なことにひかれる心。名利愛憎にとらわれる心。「俗心を去る」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「俗心」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐しん【俗心】

  1. 〘 名詞 〙 名誉や利益、また愛憎などにひかれる心。世俗にひかれる心。名利の心。
    1. [初出の実例]「其が信仰の冷やかに、俗心の湧いた証拠」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉六)
    2. [その他の文献]〔庾信‐擬詠懐詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「俗心」の読み・字形・画数・意味

【俗心】ぞくしん

俗情

字通「俗」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android