保亭(読み)ほてい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「保亭」の意味・わかりやすい解説

保亭
ほてい / パオティン

中国、海南(かいなん)省の海南島南部にあるリー族ミャオ族(苗(びょう)族)自治県。県政府所在地は保城鎮。人口17万2374(2013)。県内にリー族、ミャオ族の集落が多く、米、茶、木材、ゴム、アブラヤシワタを産出する。地下資源は銅、鉄、水晶を産する。紡織、ゴム加工、農機具セメントなどの工場がある。

[河野通博・編集部 2016年12月12日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android