保健センター(読み)ほけんセンター

世界大百科事典 第2版の解説

ほけんセンター【保健センター】

対人保健サービスを総合的に行うことを目的として,市町村ごとに設置される施設。従来,保健所が公衆衛生活動を担う地域の機関として重要な役割を果たしてきたが,対人保健サービス分野での保健需要が多様化,高度化してきたことから,これに弾力的に対応するためとして,厚生省は1978年度から10ヵ年計画で全国の市町村に保健センターを設置することとした。94年に保健所法が地域保健法に発展させられてからは,保険センターは法定化された。

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世界大百科事典内の保健センターの言及

【保健所】より

…しかしとくにここ十数年,医師・歯科医師の人員不足,疾病構造の変化に応じた衛生需要の変化への対応の不十分,お役所特有の縦割りシステムと画一性,法律や規則に取り組む意識面や人員・スタッフの不十分などが相まって,保健所の活動には深刻な問題が生じている。地域保健法では保健所を地域保健の広域的・専門的・技術的拠点として機能を強化することが強調され,保健センター,精神衛生センターなどの連携,市町村との連絡調整なども事業の中に加えられている。また地域保健に関する調査・研究および情報の収集・活用にも事業が拡大していく方向が示されている。…

※「保健センター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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