保内八幡神社(読み)ほないはちまんじんじや

日本歴史地名大系 「保内八幡神社」の解説

保内八幡神社
ほないはちまんじんじや

[現在地名]東予市円海寺

国鉄壬生川にゆうがわ駅の北西一・五キロ、しん川の左岸鎮座祭神は応神天皇・神功皇后・仲哀天皇。旧郷社。

「明治神社誌料」の当社の項に「正親町天皇天正一三年、豊臣秀吉此の地を征す、時に鷺森城主桑原三郎兵衛尉、兵を林中に伏す、秀吉の臣小早川隆景、之を知り、火を放ちて焼く、時に時人字して火内八幡宮と称す、後ち後陽成天皇文禄元年、火字を忌みて保とし、爾来保内八幡神社と称す」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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