共同通信ニュース用語解説 「信徒発見」の解説
信徒発見
1865年3月17日、在留外国人向けに建てられた長崎・大浦天主堂を潜伏キリシタン十数人が訪れ、フランス人神父に「ワレラノムネ アナタノムネトオナジ(私たちの信仰はあなたと同じ)」と告白したとされる。西欧諸国に伝わり「宗教史上の奇跡」と言われた。長崎では16世紀、長崎港を開いたキリシタン大名、大村純忠らのもとでキリスト教徒が増加。江戸時代に弾圧されたが、潜伏して信仰を守る人も多かった。信徒への拷問は、信徒発見の時期を挟み、明治期も続いた。
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