俳倡(読み)はいしょう

精選版 日本国語大辞典 「俳倡」の意味・読み・例文・類語

はい‐しょう‥シャウ【俳倡】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「俳」「倡」はともに芸などをする人の意 ) 芸人わざおぎ役者。〔広益熟字典(1874)〕 〔漢書‐枚乗皐伝〕

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普及版 字通 「俳倡」の読み・字形・画数・意味

【俳倡】はいしよう(しやう)

歌舞する人。わざおぎ。〔漢書、霍光伝〕大行先帝遺体殿に在るに、樂府(がふ)の樂を發し、昌邑の樂人を引き(い)れ、鼓をち歌吹して、俳倡を作(な)さしむ。

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世界大百科事典(旧版)内の俳倡の言及

【俳優】より

…中国では先秦時代,すでに俳優という言葉が存在し,君主の側にはべり,君主を楽しませる者を指した。単に優,あるいは優人,また倡優,俳倡とも呼ばれる。彼らは小人であったり巨人であったり,何らかの肉体的特色をもっており,歌,音楽,雑技(伎)などを身につけていた。…

※「俳倡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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