倉本村(読み)くらもとむら

日本歴史地名大系 「倉本村」の解説

倉本村
くらもとむら

[現在地名]篠山市倉本

高坂たかさか村の東に位置し、宮田みやだ川が南西流する。地内にはちつぼなどの地名があり、慶長一三年(一六〇八)の多紀郡桑田津之国帳に「倉本村」とみえ、高二四五石余。正保郷帳では蔵本村として田高二三八石余・畠高九石。元禄郷帳では高二四九石余。「丹波志」に河内かわち郷のうちとしてみえ、高一八七石余とするのは、枝郷の坂本さかもと村を除いた分であろう。天明三年(一七八三)の篠山領内高並家数人数里数記では板井組のうちで、高一八七石余、家数三五・人数一七〇。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android