倉田三郎(読み)クラタ サブロウ

20世紀日本人名事典 「倉田三郎」の解説

倉田 三郎
クラタ サブロウ

大正・昭和期の洋画家 東京学芸大学名誉教授。



生年
明治35(1902)年9月21日

没年
平成4(1992)年11月30日

出生地
東京

学歴〔年〕
東京府師範〔大正11年〕,東京美術学校師範科〔大正15年〕卒

経歴
葵橋洋画研究所に学び、黒田清輝らの指導を受ける。昭和11年春陽会会員。光風会、二科会、春陽会などに出品風景画が多い。また、25年東京学芸大学教授となり、41年名誉教授。国際美術教育学会長を務め、美術教育に貢献著書に「木村荘八―人と芸術」がある。平成6年多摩総合美術展の洋画部に倉田三郎賞が設けられた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「倉田三郎」の解説

倉田三郎 くらた-さぶろう

1902-1992 大正-平成時代の洋画家。
明治35年9月21日生まれ。昭和7年春陽会展で春陽会賞,11年同会会員となる。美術教育者としても活躍し,24-41年東京学芸大教授,41年から国際美術教育学会会長などをつとめた。平成4年11月30日死去。90歳。東京出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。作品に「粟ノ須風景」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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