倍金(読み)ばいきん

精選版 日本国語大辞典 「倍金」の意味・読み・例文・類語

ばい‐きん【倍金】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 倍ましの金。二倍のかね。
  3. 江戸時代に、田地を質として金を借りる際、その証文には実際手取金の二倍または数倍の金を借りたように記入したこと。
    1. [初出の実例]「倍金并白紙手形にて金銀貸借いたし候もの御仕置之事」(出典:徳川禁令考‐別巻・棠蔭秘鑑・亨・三九(1841))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む