倶胝劫(読み)くていこう

精選版 日本国語大辞典 「倶胝劫」の意味・読み・例文・類語

くてい‐こう ‥コフ【倶胝劫】

〘名〙 (「劫」は、きわめて長い時間の単位) 仏語。はかりしれないほど多い時間。→倶胝
雑談集(1305)四「経に云く一念の瞋火(しんか)は倶胝劫(クテイコウ)善根の薪(たきぎ)を焼く。又云く、百千障の門を開く」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android