倶胝(読み)クテイ

精選版 日本国語大辞典 「倶胝」の意味・読み・例文・類語

くてい【倶胝】

  1. 〘 名詞 〙 ( [梵語] koṭi の音訳 ) 一千万のこと。また、諸説があり、十万、百万万万ともいう。はかりしれない数をいう。
    1. [初出の実例]「於是西方。去此世界。過百千倶胝。那庾多仏土。有仏世界。名曰極楽」(出典往生要集(984‐985)大文一〇)
    2. [その他の文献]〔大毘婆沙論‐一七七〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む