倶胝(読み)クテイ

精選版 日本国語大辞典 「倶胝」の意味・読み・例文・類語

くてい【倶胝】

  1. 〘 名詞 〙 ( [梵語] koṭi の音訳 ) 一千万のこと。また、諸説があり、十万、百万万万ともいう。はかりしれない数をいう。
    1. [初出の実例]「於是西方。去此世界。過百千倶胝。那庾多仏土。有仏世界。名曰極楽」(出典往生要集(984‐985)大文一〇)
    2. [その他の文献]〔大毘婆沙論‐一七七〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む