傅抱石(読み)ふほうせき(その他表記)Fù Bào shí

改訂新版 世界大百科事典 「傅抱石」の意味・わかりやすい解説

傅抱石 (ふほうせき)
Fù Bào shí
生没年:1904-65

中国の画家。江西省新喩県の人。若くして日本に留学し,帝国美術学校(現,武蔵野美大)を卒業,東洋美術史学を専攻。1935年国立中央大学芸術学科教授,美術家協会副主席,江蘇省国画院長等を歴任石濤梅清の影響を強く受け,深い自然観察による新奇な構図と卓越した潑墨で清新な作品を創造した。画集に《傅抱石画集》,画論に《中国絵画理論》《石濤上人年譜》等がある。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 光一 遠藤

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む