僻歌(読み)ヒガウタ

デジタル大辞泉 「僻歌」の意味・読み・例文・類語

ひが‐うた【×僻歌】

事実に反する内容をうたった歌。理屈に合わない歌。
花山院―よまむとおほせられて」〈実方集・詞書

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「僻歌」の意味・読み・例文・類語

ひが‐うた【僻歌】

  1. 〘 名詞 〙 事実と違っている歌。理に合わない内容を詠んだ歌。
    1. [初出の実例]「八月ばかり月あかき夜、花山院ひが歌よまむとおほせられて」(出典:実方集(998頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android