兀坐(読み)コツザ

デジタル大辞泉 「兀坐」の意味・読み・例文・類語

こつ‐ざ【××坐】

[名](スル)じっとすわっていること。
「終日―する我が読書窓下に」〈鴎外舞姫

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「兀坐」の意味・読み・例文・類語

こつ‐ざ【兀坐】

〘名〙 動かないですわりつづけること。
※済北集(1346頃か)一〇・文応皇帝外紀「苦夜禅之兀坐耳」 〔宋之問‐自洪府舟行直書其事詩〕

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普及版 字通 「兀坐」の読み・字形・画数・意味

【兀坐】こつざ

ひとり端然として坐る。唐・戴叔倫〔暉上人独坐亭〕詩 條たり、心の外 兀坐、獨り參禪す

字通「兀」の項目を見る

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