元城屋町(読み)もとじようやまち

日本歴史地名大系 「元城屋町」の解説

元城屋町
もとじようやまち

[現在地名]甲府市北口きたぐち三丁目・武田たけだ二―三丁目・宮前町みやまえちよう

八幡前はちまんまえの西、同所を挟んで東の元紺屋もとこんや町に並行する南北通りの町人地で、城の山手やまて門の真北にあたる。上府中二六町の一町。南は新紺屋町しんこんやまち通の交差から一丁目、一―二丁目の間から西へ細工さいく町、二―三丁目の間から西へ広庭ひろにわ町となり、北は古府中こふちゆう村に接する。慶安三年(一六五〇)の府中伝馬人足割帳(県立図書館蔵)に記されるように当初古城屋町と称したが、宝永二年(一七〇五)から元城屋町と改めた(「上下府中人数覚」同館蔵)。享和三年(一八〇三)の小間数書上帳(同館蔵)によると東側二三六間半・西側二一二間。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む