元松村(読み)もとまつむら

日本歴史地名大系 「元松村」の解説

元松村
もとまつむら

[現在地名]大任町大行事だいぎようじ

彦山川左岸に位置し、対岸伊原いばる(現添田町)、北は白土しらつち(現在の西白土)。「宇佐大鏡」にみえる散在常見名田のうちに「雉怡元松田数同時定卅五丁」とあり、宇佐宮領であった。観応二年(一三五一)一一月一九日の足利直冬宛行状案(住吉神社文書/南北朝遺文(九州編)三)によれば、本松四郎五郎の旧領であった当地と思われる二五町の地などの地頭職が、筑前住吉社(現福岡市博多区)神主政忠に勲功の賞として与えられている。元和八年人畜改帳では高二一一石余、家数二九・人数五二(うち百姓四・名子七)、牛六・馬一一。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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