精選版 日本国語大辞典 「元白」の意味・読み・例文・類語 げん‐ぱく【元白】 中国、中唐の詩人の元稹(げんしん)と白居易。ともに平易な詩風で知られる。[初出の実例]「元白親情牋上出。楊班右意筆頭残」(出典:本朝麗藻(1010か)下・和戸部尚書同賦寒林暮馬帰〈具平親王〉)[その他の文献]〔新唐書‐白居易伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の元白の言及 【白居易】より …その作風は難解さを避け,平易な表現をめざすことを特色としており,しばしば当時の俗語をも作中に取り入れている。詩風の近い親友の元稹(げんしん)とともに〈元白〉と並称されるが,宋の文豪蘇軾(そしよく)には〈元軽白俗〉と酷評された。 白居易は生前から社会の上層下層を問わず多数の読者をもった詩人で,彼の名声は朝鮮,さらに日本にまで伝えられた。… ※「元白」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by