兄弟牆に鬩ぐ(読み)ケイテイカキニセメグ

精選版 日本国語大辞典 「兄弟牆に鬩ぐ」の意味・読み・例文・類語

けいてい【兄弟】 牆(かき)にせめぐ

  1. ( 「詩経‐小雅・常棣」の「兄弟鬩于牆、外禦其務」による。「せめぐ」は互いに争うの意 ) 兄弟がうちわげんかをする。仲間どうしでけんかをする。
    1. [初出の実例]「論宗旨於公庭、則雖兄弟鬩(セメク)(カキニ)之争」(出典太平記(14C後)二四)

きょうだい【兄弟】 牆(かき・うち)に鬩(せめ)

  1. けいてい(兄弟)牆に鬩ぐ
    1. [初出の実例]「且詩にもいはざるや、『兄弟牆(ウチ)に鬩(セメ)ぐとも外の侮りを禦げよ』と」(出典:読本・雨月物語(1776)白峯)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む