兄鷹(読み)ショウ

デジタル大辞泉 「兄鷹」の意味・読み・例文・類語

しょう〔セウ〕【兄鷹】

しょうの意か》雄のタカ。雄よりも大きい雌のタカを弟鷹だいというのに対する。
「物怖ぢしたる鳥の―やうの物のやうなるは」〈夕霧

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精選版 日本国語大辞典 「兄鷹」の意味・読み・例文・類語

しょうセウ【兄鷹】

  1. 〘 名詞 〙 小さい鷹。また、おすの鷹。しょうたか。⇔弟鷹(だい)。〔十巻本和名抄(934頃)〕

兄鷹の補助注記

鷹は、めすが大きく、おすが小さいので、おすの鷹を「小」といい、これに「兄」をあてたといわれるが、一方、「妹(いも)」に対する「兄(せ)」に関係づけて説明する説〔箋注和名抄など〕もある。


せう【兄鷹】

  1. 〘 名詞 〙しょう(兄鷹)

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