コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

充文 あてぶみ

1件 の用語解説(充文の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

あてぶみ【充文】

充(宛)行状(あておこないじよう∥あてがいじよう)ともいう。古代より近世へかけて土地や所職を給付するとき,給付者より発せられる文書。武家社会では下文(くだしぶみ),判物,書下,印判状などを用いることも多い。文書の冒頭あるいは本文中に充(宛)行の文言がみえるものが多いが,〈可被全領知〉〈可有知行〉〈知行無異儀〉などの文言のことも少なくない。またこのような文言を欠くときもある。平安時代の充文の一例:〈宛行 家地山畠事 在阿弥陀院之内 四至(限東谷,限西大路,限南慶楽中垣,限北峯) 堂壇以北譲与於秀恵了,右件家地依政所之仰,僧春能宛行之状如件,嘉承二年(1107)十一月廿日 大法師(花押)〉(《平安遺文》1680)。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

充文の関連キーワード充行状当て布当て当てが外れる充行充て行ふ宛てがう宛文

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone