先納(読み)せんのう

精選版 日本国語大辞典 「先納」の意味・読み・例文・類語

せん‐のう‥ナフ【先納】

  1. 〘 名詞 〙 前もって納めること。期限のくる前に納めること。また、その年貢前納
    1. [初出の実例]「山前年貢本主先納当年無足之間、宛明年公用事定直仰談」(出典看聞御記‐永享二年(1430)閏一一月一〇日)
    2. 「今年に来年の租税を先納(センナフ)せしめ」(出典:報徳記(1856)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む