先駄賃(読み)サキダチン

デジタル大辞泉 「先駄賃」の意味・読み・例文・類語

さき‐だちん【先駄賃】

駄賃を前もって支払うこと。また、その金銭
「―ったらもどして、はや出てうせい」〈浄・孕常盤

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「先駄賃」の意味・読み・例文・類語

さき‐だちん【先駄賃】

  1. 〘 名詞 〙 前もって支払われる手間賃。駄賃の先金(さきがね)
    1. [初出の実例]「さきだちん借(か)ったらもどして、はや出てうせい」(出典浄瑠璃・孕常盤(1710頃)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む