先駄賃(読み)サキダチン

デジタル大辞泉 「先駄賃」の意味・読み・例文・類語

さき‐だちん【先駄賃】

駄賃を前もって支払うこと。また、その金銭
「―ったらもどして、はや出てうせい」〈浄・孕常盤

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精選版 日本国語大辞典 「先駄賃」の意味・読み・例文・類語

さき‐だちん【先駄賃】

  1. 〘 名詞 〙 前もって支払われる手間賃。駄賃の先金(さきがね)
    1. [初出の実例]「さきだちん借(か)ったらもどして、はや出てうせい」(出典浄瑠璃・孕常盤(1710頃)三)

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