光学定理(読み)こうがくていり(その他表記)optical theorem

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「光学定理」の意味・わかりやすい解説

光学定理
こうがくていり
optical theorem

弾性散乱についての基本的関係式の1つ。弾性散乱の散乱振幅を f(θ) とするとき,θ=0 (前方散乱) の値 f(0) の虚数部は,全断面積 σT の k/4π 倍 ( k は入射粒子の波数) になるという定理。波の散乱と吸収との関係が,吸収のある半透明レンズの屈折率を複素数として考える場合と類似することから光学定理と呼ばれる。確率の保存を考えて導くことができる。

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