精選版 日本国語大辞典 「光明朱」の意味・読み・例文・類語 こうみょう‐しゅクヮウミャウ‥【光明朱】 〘 名詞 〙 ( 「こうみょうじゅ」とも ) 品質の上等な朱。水銀と硫黄とを混ぜ、鉄器で高熱を加えて作る。天然の硫化水銀よりも色があざやかであるところからいう。特に、漆に使われると、さらに色が濃くなる。銀朱。[初出の実例]「御椀外青漆、内光明朱」(出典:蔭凉軒日録‐寛正七年(1466)正月二五日)光明朱の補助注記「色葉字類抄」には「光明舟 クヮウミャウス 光明朱 同」とある。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例