知恵蔵 「免疫栄養」の解説 免疫栄養 外科手術などを受けると、生体への強い侵襲により、免疫能が低下し、著しく回復が遅れたりする。そこで、生体の回復を早めるために、免疫能を高める栄養素を補給することが考えられた。これが免疫栄養。主として、グルタミン、アルギニンなどのアミノ酸、ω‐3系多価不飽和脂肪酸、核酸、ビタミンA、C、Eなどが使用される。これらの栄養物質は高価だが、免疫栄養により早い回復が得られるなら、むしろ医療費が削減できると期待されている。 (今西二郎 京都府立医科大学大学院教授 / 2007年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報 Sponserd by