入仏事(読み)いれぶつじ

精選版 日本国語大辞典 「入仏事」の意味・読み・例文・類語

いれ‐ぶつじ【入仏事】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) 年忌法会などを営むにあたって、万事寺方に任せて行なうこと。
    1. [初出の実例]「故理慶之一周忌也。盧山寺へ入仏事云々」(出典:言継卿記‐天文一九年(1550)八月一〇日)
  3. 出費が多くて利益の少ないこと。また、手数をかけてもそれだけの効果のないこと。骨折り損
    1. [初出の実例]「宇治橋にけふも三文入仏事」(出典:随筆・独寝(1724頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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