入日記(読み)いれにっき

精選版 日本国語大辞典 「入日記」の意味・読み・例文・類語

いれ‐にっき【入日記】

〘名〙
① 荷送りする商品に添えて入れる内容明細書。商品の在中目録。入帳(にゅうちょう)
親元日記‐寛正六年(1465)五月五日「仍長唐櫃一請取之随入日記如此一通同整之」
金銭収支物品出入りなどを日ごとに記しておく帳簿。いりにっき。
※俳諧・玉海集(1656)四「年の内の梅の暦やいれ日記〈頼永〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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