入帳(読み)イリチョウ

デジタル大辞泉 「入帳」の意味・読み・例文・類語

いり‐ちょう〔‐チヤウ〕【入(り)帳】

商家などで収入金額を記入しておく帳面金銭の受け取り原簿

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「入帳」の意味・読み・例文・類語

いり‐ちょう‥チャウ【入帳】

  1. 〘 名詞 〙 商家で、収入に関するいっさいを記入する帳簿大福帳などの類。収入簿。
    1. [初出の実例]「惣領の新六、俄に金銀を費し、算用なしの色あそび、半年立ぬに百七拾貫目、入帳(イリチャウ)内見へざりしに」(出典浮世草子日本永代蔵(1688)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android