入谷ヶ地村(読み)いりやがちむら

日本歴史地名大系 「入谷ヶ地村」の解説

入谷ヶ地村
いりやがちむら

[現在地名]会津高田町松坂まつざか

みや川最上流の左岸段丘上にあり、北三町になか村、南と西は山、東から北に宮川が流れる。南西一里に木地小屋集落の土倉つちくらがある。近世は会津領から寛永二〇年(一六四三)以降南山御蔵入領で、冑組に属した。文禄三年(一五九四)の蒲生領高目録に入屋か地とあり、高一六石余。文化一五年(一八一八)の南山御蔵入領組村高帳では高一六石余。化政期の家数は本村八・土倉一五(新編会津風土記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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