原石(読み)げんせき

精選版 日本国語大辞典 「原石」の意味・読み・例文・類語

げん‐せき【原石】

〘名〙
原料となる鉱石原鉱
遠方の人(1941)〈森山啓〉三「山の上から、ケーブルで下ろされて来る原石を、背負子をあてた華奢な背に負って」
加工していない宝石。また、もとの石。自然石。
※読書放浪(1933)〈内田魯庵〉東西愛書趣味の比較端方が手拓した埃及の瓦磚の拓影は我が好事家の手にも伝はってるが、恰も周秦の古籀に対すると共通の興味があるし、且写真以上に原石を彷彿するに足るものがある」

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デジタル大辞泉 「原石」の意味・読み・例文・類語

げん‐せき【原石】

原料となる鉱石。原鉱。
加工の施されていない宝石。「ダイヤモンド原石
[類語]宝石たまぎょく宝玉勾玉金剛石ダイヤモンド玻璃石英水晶クリスタルクオーツ紫水晶アメシスト瑪瑙猫目石キャッツアイエメラルド翠玉緑玉石トパーズ黄玉オパール蛋白石トルコ石ターコイズガーネット柘榴石瑠璃鋼玉ルビーサファイア翡翠碧玉琥珀真珠パール

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