全国厚生農業協同組合連合会(読み)ぜんこくこうせいのうぎょうきょうどうくみあいれんごうかい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

全国厚生農業協同組合連合会
ぜんこくこうせいのうぎょうきょうどうくみあいれんごうかい

全厚連と略称される。農村における保健,医療など厚生事業を推進するために設立された農業協同組合連合会。農村における厚生事業は農業会主体として活動してきたが,1948年農業協同組合法の成立によって農業会は解散し,これらの事業を行うために全国厚生農業協同組合連合会が新たに結成された。系統農協組織下にあり,厚生連は病院経営を行うものが多いが行わないものもふえつつある。現在 32県に厚生連があり,うち 20道県が病院をもっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android