全国金属労働組合(読み)ぜんこくきんぞくろうどうくみあい

百科事典マイペディア 「全国金属労働組合」の意味・わかりやすい解説

全国金属労働組合【ぜんこくきんぞくろうどうくみあい】

略称全国金属または全金。機械金属関係の産業別単一組合。1950年総同盟傘下の全国金属産業労働組合同盟(全金同盟,1946年結成)の左派が分裂して結成。1955年最初の産業別統一闘争に参加。1958年産別会議系の全日本金属労働組合を吸収した。1989年全国機械金属労働組合と組織統一をし,全国金属機械労働組合(金属機械)を結成。さらに1999年金属機械はゼンキン連合と組織統一してJAM(2005年組合員40万人,IMF-JC加盟)となった。連合に加盟。

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世界大百科事典(旧版)内の全国金属労働組合の言及

【金属機械】より

…初代会長は荒畑寒村。50年7月の総評結成にあたって,鉄鋼,造船,一般機器などの労働者で組織されていた全金同盟は解散大会を開き中産業別組織に切り替えたが,その際,総評加盟反対派を除き,一般機器の労組を中心に同年10月全国金属(全国金属労働組合)が結成された。結成大会をめぐる左右対立で組織の1/3が退場,これ(右派)がのちの全金同盟(現在,ゼンキン連合)となる。…

※「全国金属労働組合」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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