左派(読み)サハ

デジタル大辞泉 「左派」の意味・読み・例文・類語

さ‐は【左派】

組織内、特に政党内部における比較的革新的または急進的な一派。⇔右派。→左翼

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「左派」の意味・読み・例文・類語

さ‐は【左派】

  1. 〘 名詞 〙 政党などの組織の中で急進的な派。左翼の党派。また、それに属する人々。⇔右派
    1. [初出の実例]「私は社会党の右派でも左派でもなければ、共産党員でもない」(出典:家庭の幸福(1948)〈太宰治〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の左派の言及

【左翼】より

…具体的に何が〈左翼〉とみなされるかは,その時の政治勢力の位置関係と,対抗概念である〈右翼〉が何を指すかによって決まるといってよい。革命運動や労働運動の内部においても,左派と称されるグループが存在し,また保守派の内部にも左派が存在する。また資本主義の国家では,共産主義や社会主義を主張する政治勢力が左派と称される。…

※「左派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android