八代仙行場跡(読み)はつたいせんぎようばあと

日本歴史地名大系 「八代仙行場跡」の解説

八代仙行場跡
はつたいせんぎようばあと

[現在地名]氷見市角間

宇波うなみ川を河口から約五キロさかのぼり、その支流たき川に入ったところにある洞窟跡である。石動せきどう山修験者の修行場と伝える。石動山から八代仙に至るには、大窪おおくぼ道から分れる道を南へ下る。急斜面でありいかにも修行の場に至る趣である。行場跡は、元禄一〇年(一六九七)の石動山山内絵図(石動山区蔵)には「八大仙石動山権現奥院 岩屋の口十三間、深さ七間、高さ一丈、此内に不動尊御座候」と記され、かなりの規模の洞窟であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 地滑り 大窪 面影

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む